レーシックの手術後の問題

レーシックの手術を受けた後は、視力が回復し、メガネやコンタクトなしの裸眼のままで生活できるようになります。

現在、メガネやコンタクトで生活している人にとっては、ケアのわずらわしさがなくなり、快適に過ごせることは喜ばしい限りです。

が、快適になるばかりではなく、逆にレーシックを受けたことで新たに生じる問題点もあります。

1.コントラストの低下

コントラストとは、物を見た時の明暗の差を指します。

よって、明暗差がはっきりしている時はコントラストは高いことになり、逆に明暗差がはっきりせず、ぼんやりした状態はコントラストが低いということになります。

レーシックを受けるとこのコントラストの低下があらわれる場合があり、特に暗所で物がはっきり判別できないときがあります。

明るいところで見えれば問題ない、と思う人もいるかもしれませんが、たとえばスライドを使いながら暗所で仕事をする場合など、手元が見にくくてメモが取りにくいなどの弊害が起きる可能性があります。

2.ハロ・グレア現象

ハロ現象は光がにじむように見える現象を指し、グレ現象は通常状態より光をまぶしく感じる現象を指します。

両方ともレーシック手術の際にできる角膜の傷跡が原因で起こるものですが、傷痕自体は誰にでも残るものなので、ハロ・グレア現象が起こるのはめずらしいことではありません。

これら現象は夜間に強く感じる傾向があることから、最も不便を感じるのは夜間の車の運転です。

対向車のヘッドライトをいつもよりまぶしく感じたり、周囲の景色がぼんやりとにじんで見えるなど、車の運転に多少影響が出てきます。

一般的に、術前の近視の度合いがひどかった人は、より強いハロ・グレア現象を感じる傾向にあり、しばらくしておさまってくるまでは、なるべく夜間の自動車走行は避けた方がよいでしょう。

3.コンタクトの使用

レーシックの術後は、コンタクトレンズが装着できない場合があります。

コンタクトレンズを装着したくないからレーシックを受けたのに、と思われるかもしれませんが、何らかの要因により視力が低下する可能性もあるので、それまでコンタクトレンズで視力を矯正していた人にとっては、レーシック術後もコンタクトレンズを装着できるかどうかは重要なポイントになってきます。

結論から言うと、レーシック術後でも、ソフトコンタクトレンズなどの柔らかいレンズは問題なく装着することが可能です。

ただし、ハードコンタクトレンズのように、厚みや硬さがあるものは、レーシックによって角膜の形状が若干変化しているため、術前に使っていたものが合わないことがあります。