レーシック手術後の注意点

レーシック手術を無事に終えた後は、術後のケアに配慮する必要があります。

せっかくレーシックを受けても、注意点を無視したり、ケアを怠ったりすると、元の近視に戻ってしまう可能性もあります。

術後の医師からの説明をよく聞き、その指示に従うようにしましょう。

・定期検診

レーシック手術後は、術後の経過を見るために定期検診を受ける必要があります。

最初は手術翌日、次は1週間後、あとは1ヶ月、3ヶ月、半年・・・と徐々に期間が延びていきますが、10年後でも定期検診は必要です。

眼は非常にデリケートで、素人判断できない部位なので、定められた期間に必ず定期検診を受けるようにしましょう。

・ドライアイ

手術後、合併症が起こる場合がありますが、その最たる例として、ドライアイが挙げられます。

ドライアイはほとんどの患者に起こる現象で、涙の分泌量が減少し、眼が非常に乾きやすい状態となります。

数ヶ月でおさまる症状ではありますが、特にもともとドライアイの人はさらに症状が悪化するおそれがあるので、処方される点眼薬などで念入りにケアをしたり、眼が乾きやすい環境に気をつけるなどの配慮が必要です。

・自動車の運転

レーシックでは、手術後1日程度で視力が回復しますが、安全のため、最低でも3日間は自動車の運転を控えた方がよいでしょう。

また、自動車運転の障害として、光の見え方が通常と異なるハロ・グレア現象の存在があります。

ハロ・グレア現象は合併症のひとつで、ハロ現象は光がにじんで見えるようになり、グレア現象は光をいつもよりまぶしく感じるようになります。

こちらもドライアイ同様、時間が経過すればおさまってきますが、特に夜間に強い症状を感じる傾向にあるので、視力が安定するまでは、できるだけ夜間の自動車運転は避けた方が無難です。

・入浴

手術当日は基本的にシャワーを含む入浴は禁じられ、洗髪などもNGとなります。

その翌日から解禁となりますが、1週間程度は、眼に水が入らないように注意する必要があります。

・メイク

手術当日は香水やメイク、整髪料の使用が禁じられていますが、翌日からはどれも解禁となります。

ただし、メイクに関しては、眼の周囲に施すアイメイクのみ、1週間ほど控えた方がよいでしょう。

・嗜好品

お酒やタバコなどの嗜好品は、手術当日はNGです。

手術後に関しても、大事を取って3日間は控えましょう。

・その他、日常生活における注意点

レーシックは術後1日で視力が回復する画期的な手術方法ですが、近視を予防する効果はないため、視力が回復しても、後に再び近視になる可能性があります。

これがいわゆる「近視戻り」という現象で、近視に戻ってしまった後、再手術を受けることも可能ですが、残った角膜の量によっては再手術が不可能な場合もあります。

近視戻りは、主にパソコンやゲームの長時間利用や、暗い中での細かい作業など、眼に負担をかける生活を送り続けることで発生します。

せっかく視力が回復したのですから、元のもくあみにならないよう、眼をいたわる生活を心がけるようにしましょう。